アダラートの特徴や種類について説明する人

アダラートは血管にある平滑筋の収縮と拡張に関わるカルシウムイオンと結合し、その出入り口のカルシウムイオンチャネルが細胞内に入るのを邪魔して血管の収縮を抑えて血圧を下げる仕組みです。こちらではアダラートの特徴や種類などについて解説します。

アダラートの服用と暑がりの人は朝の高血圧に注意

高血圧症とは、血圧が140/90以上になった状態をいいます。原因は様々ですが、近年は生活習慣との関係性が問題となっています。肥満や塩分摂取過多などが特に問題となります。高血圧症はすぐに症状となって現れるものではありません。ただ長年を経過すると、血管壁が傷つき、動脈硬化が進行したり、動脈瘤ができたりします。それを放置すると脳血管疾患、心疾患、腎不全など重大な合併症へとつながってしまいます。よって早期からの血圧管理が重要となります。
高血圧症の血圧コントロールには主に降圧剤を用いた薬物療法が行われます。その中でもアダラートは古くから臨床現場で使用されている代表的降圧剤です。アダラートの有効成分ニフェジピンはカルシウムブロッカーと呼ばれ、血管平滑筋に存在するカルシウムチャネルの機能を阻害します。これにより血管内径が大きくなり、血圧は下がります。
血圧には日内変動があり、それに合わせて薬を服用するタイミングを検討する必要があります。血圧は夜に高くなる人もいれば朝に高くなる人もいます。しかし、特に朝は血圧が上がりやすいので注意が必要です。朝には気温が下がりやすく、血管は体温を外に逃がさないようにするために血管内径を小さくするようにします。これによって血圧は上昇しやすくなります。また朝は体が覚醒して自律神経系の交感神経が優位となりやすいです。これによって血管は収縮し、血圧が上昇しやすいです。暑がりの人は特に朝の高血圧には注意が必要です。暑がりの人は夜に布団をかけなかったりするので、朝の気温変化の影響を受けやすくなります。暑がりの人は朝に血圧を測ってみるといいでしょう。
ちなみにアダラートは1日中効果が持続しますが、服用直後の方が血中濃度は高くなりやすいので、朝血圧が上がりやすい場合は就寝前に薬を服用するといいでしょう。